アレサンドロです。
今日は、2022年末に生産、販売が終了した
日産マーチを紹介します。
日産マーチは、日本国内においては
1982年から2022年末にかけて
販売された小型自動車です。
初代K10型は、当時日産自動車の
ラインナップで空白となっていた
1000ccクラスを埋める小型車として
開発された。
日欧両市場での販売を視野に入れており、
欧州など地域では「マイクラ」(Micra)の
名で販売されています。
欧州では、まだマイクラの名で販売が
継続されています。
マーチは、扱いやすいコンパクトなボディに
大人5人が快適に移動できるキャビンを持つ、
合理的なパッケージングが特長で、
専門家の評価も高い車でした。
特に2代目・K11型は日欧で
カー・オブ・ザ・イヤーを同時受賞するなど、
高い評価を受けた。
日本車としては珍しく、
フルモデルチェンジのスパンが
かなり長いのも特徴の一つです。
また、ワンメイクレースが行われるなど、
手軽なモータースポーツへの
登竜門としての一面も持っていました。
車名は一般公募により「マーチ」と
名付けられ、初代イメージタレントには
近藤真彦が起用され、キャッチコピーは
「マッチのマーチマッチする」でした。
初代K10型には、
MA09ERT930cc空冷式インタークーラー、
ダブル過給機付きECCSエンジンを搭載し、
ビスカスLSD標準装備のモータースポーツに
対応したR、
そのグランドツーリング版の
スーパーターボなどの車種も登場しました。
また、主な派生車種のパイクカー
「Be-1」BK10型、
「パオ」PK10型、
「フィガロ」FK10型、
レーシングフォーミュラーカーの
「ザウルスジュニア」NSJ-91型
などが出されました。
パイクカーの人気は高く、
特にBe-1は中古車市場に
リセールしたほうが本体購入価格より
倍近い値段がつくということで
「財テクカー」と呼ばれた。
1992年1月、初のモデルチェンジを受けて
2代目に移行しました。
ボディ形式は初代に引き続き
3ドアと5ドアのハッチバック型、
後期型にはワゴン型「マーチBOX」や
オープンモデルの「カブリオレ」も
ラインナップされていた。