アレサンドロです。
ポール・ニューマン演じる
若きハスラーと
(ギャンブルで相手を騙して
金を巻き上げる勝負師)
伝説的なビリヤードプレイヤーとの
対決を描いた「ハスラー」を
紹介します。
ハスラーを日本では
「ビリヤードをする人」という意味が
定着していますが、
本来はギャンブルで金を巻き上げる
勝負師またはいかさま師を
表す言葉です。
映画「ハスラー」は、
ロバート・ロッセン監督、
ポール・ニューマン主演の
1961年公開のアメリカのドラマ映画です。
ウォルター・テヴィスの同名小説が原作で、
ビリヤードを主題にした映画として
最も知名度が高い映画です。
1961年度のアカデミー賞において
撮影賞と美術賞を受賞しています。
ポール・ニューマン演じる
若きハスラー、
エディ・フェルソンは、
“ファースト・エディ”と呼ばれている。
エディは、15年間不敗という伝説を持つ
ビリヤードプレイヤー、
“ミネソタ・ファッツ”相手に真剣勝負を挑む。
一昼夜を超える死闘の末、
憔悴したエディは、
ファッツの強靭な精神力の前に完敗する。
傷心のエディを救ったのはサラだった。
エディとサラは互いに惹かれあい、
同棲を始める。
ルイビルでの修行で大金を手にしたエディは、この資金を元手に、ファッツに再戦を挑む。
強い精神力を得たエディは、
ファッツ相手に勝ち続け、
完膚なきまでにファッツを叩きのめす。
バートは、エディの後援者として
分け前を要求する。
自分を脅迫するバートに対し、
エディは、人間らしい感情を持たず、
ただ勝利にのみ拘るバートこそ
負け犬だと非難し、
バートを打ちのめしてしまう。
去り際にエディとファッツは、
互いにビリヤードの腕前を称えあうのだった。
映画「ハスラー」は、四半世紀のちに
トム・クルーズという強力な共演者を得て、
再びヒットする。