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最後の忠臣蔵 討ち入りはありません

アレサンドロです。

https://www.fami-geki.com/vod/movie-saigonochushingura/ より

壬生義士伝」で斎藤一を演じた

佐藤浩市がとても良かったので、

佐藤浩市つながりで忠臣蔵の後日譚を描いた

最後の忠臣蔵」を紹介します。

 

最後の忠臣蔵は」2010年に公開されました。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」でも

その存在感が話題になっていましたね。

 

といっても「最後の忠臣蔵」の主人公は、

役所広司演じる瀬尾孫左衛門です。

瀬尾孫左衛門(せお まござえもん)は、大石家の用人で、

討ち入り前夜に逃亡したと言われています。

 

逃亡後、赤穂に戻り、

剃髪して休真と号したという。

 

ただ、元禄16年(1703年)2月26日に
大石の妻理玖が「休真」に送った
手紙の写しとされるものが
「赤穂義人纂書」に
収められていることからすると、
瀬尾の逐電も単純な「逃亡」ではない
と言われています。 

 

最後の忠臣蔵」の中では瀬尾は、

大石内蔵助が京に身を隠していた時に

愛人との間にできた子供を託された

誰にも知られることなく、

仲間からも罵倒されながら

16年間にわたり彼女を育ててきたのである。

 

この子供が嫁いだ後、

仏間へと入り、そこには大石内蔵助

位牌が飾られており、

それを見ながら孫左衛門は

「遅ればせながらお供いたします」と呟き、

16年に渡る使命を果たし、
寺坂吉右衛門から介錯を受けることなく、

自らの首を掻き切り武士としては

これ以上ないほどの最期を遂げる。

 

一方、吉良邸討ち入り当時伝令として

動いていた佐藤浩市演じる寺坂吉右衛門

大石内蔵助からの命により

密かに生き残っていた。

 

大石内蔵助は、

寺坂吉右衛門に自分が見聞きした

赤穂事件の真実を後世に伝え、

亡くなった浪士達の遺族を援助せよ、

という命を下した。

 

大石から受けた命を果たした

正反対の運命を背負う二人が

16年ぶりに再会。

そんな物語です。

 

温かさや、恋しさ、切なさ、

嫁入りの際の赤穂浪士達の主への想い。
そして、

最後まで主への忠義を全うした武士。

 

隠し子を演じた桜庭ななみ

とても可憐で良かったです。

その後あまりスクリーンに

登場しないことが

少し残念です。

 

是非見ていただきたい作品です。

 

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