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ケビン・コスナーの出世作「アンタッチャブル」

アレサンドロです。

Amazon より

1930年代、禁酒法の時代にシカゴで
暗躍していた犯罪組織のギャング、
アル・カポネ逮捕の様子を
財務省の捜査官だった
エリオット・ネスの自伝を
ベースにした実録活劇。


無名のケヴィン・コスナー
大物俳優であるロバート・デ・ニーロ
ベテラン俳優であるショーン・コネリー
絡みが見所です。

https://cinemore.jp/ より

物語は、1930年、禁酒法下のシカゴ。
財務省から派遣された特別捜査官
エリオット・ネス(ケビン・コスナー)は、
街を牛耳るギャングのボス、
アル・カポネロバート・デ・ニーロ)に
敢然と戦いを挑む。

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ベテラン警官のマローン(ショーン・コネリー)を始め、
射撃の名手ストーン(アンディ・ガルシア)、
税理士のウォレス(チャールズ・マーティン・スミス)
といったメンバーに支えられ、ネスの捜査が始まる。

https://yanagiyashujin.hatenablog.com/ より

カポネのアジトを押さえたネスら四人が

祝杯を上げるのは、ダイナーの四角いテーブル。

誰か一人欠けても「アンタッチャブルズ」が

成り立たないことを示唆している。

だからこそ、一人、また一人と欠けていく

展開が寂しい。

 

 

しかし、巨悪カポネの差し向けた殺し屋によって、
ひとり、またひとりと犠牲者が・・・。

https://mirtomo.com/ より

アル・カポネの逮捕に向けたキーマンは、
帳簿の暗号を知るカポネファミリーの会計士。
ネスとストーンは、会計士を追って
シカゴ・ユニオン駅へ向かいます。

http://yongoiti.cocolog-nifty.com/ より

列車の発車時間間際に現れた
カポネファミリーとの銃撃戦の末に、
ネスとストーンは会計士の身柄を確保。
会計士の証言でアル・カポネに対する
脱税容疑の裁判が始まる。

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https://theriver.jp/ より

監督のブライアン・デ・パルマは、
デ・ニーロに対して長期の役作り期間を要求。
実際、デ・ニーロはこの映画のために
体重を増やし、髪の生え際まで剃り、
カポネに似せようと努力していた。

 

また、カポネが贔屓にしていた
仕立て屋を探し出し、
カポネの愛用していた
シルクの下着を身に付けるなど、
アル・カポネになりきっている。
その甲斐あって観ての通りの圧巻ぶりだ。


デ・ニーロの演技にに不安を覚えた
デ・パルマだったが、
撮影されたフィルムを見て、
彼が全体のトーンを考えながら
演じていることを悟り、
「さすがデ・ニーロ」と唸ったという。


“名優”という言葉で語られることの多
ショーン・コネリーも、
当時はキャリアの低迷期でした。
007のジェームズ・ボンド役に対する
イメージが強いため、何を演じても
「ボンドっぽい」と揶揄されていた。

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この映画で演じた聡明で
ダンディなベテラン警官役に、
ボンドのイメージ払拭することが
できたようです。

結果的に第60回アカデミー賞
助演男優賞に輝いたのは
ショーン・コネリーだった。
これは、コネリーの長い俳優生活で
初めての栄誉ある大きな賞である。

https://www.nikkei.com/ より

受賞時、ショーン・コネリーは57歳。
コネリーがアカデミー賞の候補となったのは、
これが最初で最後。
実はこの受賞をきっかけに、
コネリーは多くの映画ファンから
“名優”と呼ばれるようになった。

 

 

 

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