アレサンドロです。
多くの若者は、「自分こそが実業界で成功する。」と
夢見ながらも、エリートがのさばる大企業で
悪戦苦闘しているのではないでしょうか。
そんな夢見る若者を勇気づける映画
「摩天楼をバラ色に」を
（The Secret of My Success）
紹介します。
物語は、
主人公ブラントリー（マイケル・Ｊ・フォックス）が
ニューヨークはマンハッタンで成功を夢見て、
アラバマをアラバマを後にするシーンから
始まります。
ブラントリーは、マンハッタンで
たくさんの企業を廻るが、
経験が無いことから採用には至らない。
日々の生活費にも困ってくる。
ふと財布を手に取ると、
母から渡された小さなメモに気づく。
マンハッタンで会社を経営する
遠い親戚のおじさんの連絡先だ。
親戚を頼るのは本意では無いが、
背に腹は代えられない。
おじさんを訪ね、
社内のメール配送係の職を得る。
メール配送係の仕事をこなしながら、
相棒から
「この仕事は、ホワイト・カラーの連中に
いち早く情報を伝える仕事さ。」
と言われ、これを利用して会社の状況を
つかんでいく。
ブラントリーは、ペンロープ社が余りに
大企業になったために、
各担当が、電話1本で命令して
書類返送確認するという伝達用法を
用いていることを知る。
ブラントリーは、解雇によって空室になった
重役室に入り込み、
「ウィットフィールド」の偽名で
重役になりすまし、秘書を呼び寄せさせ
勝手に仕事をはじめる。
そんな生活の中で、
気になる女性に出会う。
重役会議にも必ず参加する有能な
クリスティ（ヘレン・スレイター）。
クリスティに接近しようと、
ブラントリーは機会があるごとに
彼女に声を掛け、気を引こうとしている。
しかし、クリスティは社長である
おじさんの愛人だったのだ。
その一方で、ブラントリーは、ひょんなことから、
社長の妻で、不在がちの夫に欲求不満の
ベラに気に入られる。
その頃、ペンロープ社の株の買い占めを巡って
極秘にのっとりが計画されているという
噂がながれて、重役会議は大わらわ。
おじさんは、愛人であるクリスティに
探りを入れさせた。それがきっかけで
ブラントリーとクリスティは急接近。
そして、2人はペンロープ社を救うべく
会議に乗り込んでいく。
1987年4月10日に公開され、
週末興行収入ランキングでは1位となり
780万ドルを売り上げ、
その後5週連続で興行収入
ランキング1位。
アメリカ国内の最終的な興行収入は
6,699万5,000ドル。
最終的な興行収入は
1億1,099万6,879ドルの
大ヒット映画です。
音楽は、デヴィッド・フォスター。
BGMにも注目です。
ヒロインのクリスティを演じた
ヘレン・スレイターは、約600人の候補者から
1984年の「スーパーガール」の主役の座を
獲得している。
