アレサンドロです。
「ライ麦畑でつかまえて」は、
（ The Catcher in the Rye）
J・D・サリンジャーによる長編小説です。
この「ライ麦畑でつかまえて」が
キーワードになっている映画
「陰謀のセオリー」を紹介します。
（Conspiracy Theory）
主演は、
「リーサル・ウェポン」シリーズで
人気を確たるものにした
メル・ギブソンと
「プリティ・ウーマン」の
ジュリア・ロバーツ。
「陰謀のセオリー」は、
1997年に公開されたアメリカの
サスペンス映画です。
ニューヨークでタクシー運転手として
働くジェリー。
過去の記憶を失い、
乗客に怪しげな陰謀論を話して聞かせる
彼は周囲から変人扱いされていた。
だが司法省の弁護士・アリスを
護衛する自らの任務を身体で
覚えていた彼は、
彼女の身に迫る危険を察知する。
ジェリー・フレッチャーはNYの流しのタクシー・ドライバー。
（メル・ギブソン）
彼は今日も憑かれたように客に喋りまくり、
この世界がいかに陰謀に満ちているかを警告する。
バーコードに国家機密が隠されていること。
NASAが開発した地震兵器のこと。
大統領暗殺者たちの名前に隠された暗号のこと……。
彼の記憶は失われ、断片しか残っていない。ただ一つ、
彼が忘れなかったのは、
司法省の弁護士アリス・サットンを守るために
（ジュリア・ロバーツ）
自分がいるという確信だった。
連邦裁判所判事だった彼女の父親は、
数年前に何者かに殺された。
事件後に一人の男が帯されたが、
彼女にはどうしてもその男が
犯人とは思えなかった。
ジェリーはアリスのオフィスにたびたび訪れては、
彼の陰謀論を繰り返す。
彼女はたわごとだと思いながらもなぜか
彼に冷たくできない。
ある日、ジェリーが血だらけで現れ、
正体不明の男たちに拉致されて
拷問を受けたと言う。
彼は命からがら逃げる時に、
首謀者格の男の鼻を噛み切ったと話したが、
アリスにはそれは妄想としか思えなかった。
病院に収容されたジェリーの身元を
引き取りに行くと、CIAの精神科医と
自称するジョナス博士がやって来た。
（パトリック・スチュワート）
彼はなんと鼻にケガをしており、
不審を覚えたアリスは、
ジェリーを逃がしてやる。
彼女もようやく、背後に何かの
陰謀が存在しているらしいと察知。
FBIのラウリー捜査官も
ジェリーを追い始めた。
ジェリーのアパートに2人でたどり着いた時、
敵の襲撃を受け、彼はアリスを守って
逃げ延びることに成功。
アリスは、狙われる理由は彼の発行してい
るニュースレター「陰謀の理論に
あるのではないかと考え、
購読者を当たる。
購読者たちは24時間以内に次々と死亡していた。
2人は絶えずCIAに監視されながら、
次第に事件の真相に迫っていく。
ジェリーはかつて、政府の影に存在する
謎の組織によって人間を暗殺者に仕立てる
洗脳計画の被験者であった。
その計画の立案者こそ、
あのジョナスだった。
ジェリーは、「ライ麦畑でつかまえて」を
購入するように洗脳されていて、
本の購入履歴をしら出ることで、
組織はジェリーの居場所を掴んでいたのだ。
