アレサンドロです。
女性問題をきっかけにピクサーをやめた
アニメ界の巨人ジョン・ラセターが、
ひっそりと復活を果たしている。
長編CGアニメーション
「トイ・ストーリー」の監督。
ピクサーをヒット工房へと導いた。
その後、
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、
ディズニートゥーン・スタジオ
でチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務め、
数多くの傑作とクリエイターを世に送り出している。
映画好きの方ならば、
2006年、デヴィッド・エリソンが設立した
スカイダンス・メディアを
知っていることと思います。
・ミッション:インポッシブル
/ゴースト・プロトコル
・アウトロー Jack Reacher
・ターミネーター:新起動/ジェニシス
・トランスフォーマー/ビースト覚醒
等を製作しています。
スカイダンスは、
2017年にアニメーション部門を設立し、
2019年にジョン・ラセターを
トップに就任させた。
そんなラセターが製作した映画
そしてスカイダンス・アニメーション映画の
第1弾「ラック~幸運をさがす旅~」。
物語の主人公は、サム 18歳。
孤児で施設を転々としてきました。
今は「サマーランド」という女の子のための
施設で暮らし、一番仲が良いのは
ずっと年下の女の子のヘイゼル。
ヘイゼルは養子縁組の夫婦が来訪するらしく、
浮足立っていました。
幸運のアイテムを集めているが、
銅貨(ラッキーペニー)だけは持っていません。
そんなヘイゼルともお別れ、
サムは、この施設をでなければなりません。
サムは段ボール一つ分の荷物をまとめます。
不安なサムをハグで慰めてくれるヘイゼル。
ソーシャルワーカーの車に乗り、出発です。
到着したサムは、不運にも鍵を
マンホールに落としてしまいます。
ひとりの部屋は寂しいですが…。
翌朝。心機一転の気持ちも相変わらず
不運な失敗ばかりで台無しに。
仕事に遅れてしまいそうで慌てるも、
自転車で出勤しようとするも、
タイヤの空気もない…。
仕事終わり、
夜、道端に座り込んで落ち込んでいると、
1匹の黒い野良猫を見かけます。
お腹がすいてそうだったので
サンドイッチをわけてあげ、
その場で猫に愚痴ります。
「もし幸運が手元にあるならな…」
とぼやきます。
猫が行ってしまう後、
その場所で1枚の硬貨を拾います。
そう「幸運の銅貨(ラッキーペニー)」!
翌日。朝からなんだか妙についている。
何もかもが上手くいく。
もしかして、この硬貨のせいなのか…。
職場でも絶好調でした。
ところがその硬貨をうっかり
トイレに流してしまい、
痛恨の失敗に、肩を落とすサムでした。
落ち込んでいるとまた黒猫が道端にいて、
サムは思わず幸運の銅貨の話します。
トイレに流してしまったことを。。
するとその黒猫は
「なんてことをしてくれたんだ」と
喋りました。びっくりするサム。
よく見ると首輪に銅貨と同じマークがあり、
黒猫は一目散に逃げ出します。
サムはその黒猫を追います。
黒猫は妙にラッキーで逃走が上手いです。
黒猫が謎の穴に入っていくのを目撃し、
それが閉じる瞬間に自分も入ってみると…。
そこは不思議な建物の中で。
黒猫は名前はボブ。
「人間はここに入れない」とサムを叱ります。
ここは運の国、ランド・オブ・ラック
(Land of Luck)。
サムはこの不思議な地で運の秘密を知ることに…。
黒猫は、多彩な活躍で
ミッション:インポッシブルでおなじみの
“サイモン・ペッグ”が熱演。