アレサンドロです。
アメリカ陸軍における実体験に基づき、
対する虐待・放火、虐殺や強姦、
米兵たちの間で広がる麻薬汚染、
仲間内での殺人、誤爆、同士討ち、
敵兵に対する死体損壊など、
現実のベトナム戦争を描いた
オリバー・ストーンの代表作
「プラトーン(Platoon)を紹介します。
出演は
ウィレム・デフォー など。
1967年。
アメリカ合衆国の白人の大学生
クリス・テイラーは、
両親の反対を押し切って大学を中退して
アメリカ陸軍に志願する。
カンボジア国境付近に駐屯する
ある小隊(プラトーン)に配属される。
小隊は若い小隊長・ウォルフ中尉
戦鬼と化した分隊長・バーンズ軍曹。
人間らしさを残した分隊長・エリアス軍曹が
取り仕切る小社会だった。
小隊は、敵である北ベトナム軍や
南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)の
ゲリラ戦に悩まされる。
士気が落ちて疑心暗鬼となり、
味方の同士討ちにもさいなまれ、
兵士たちは次々と倒れる。
狂気に陥った隊員たちの中には
非武装の民間人に手を出す者まで現れる。
戦地における民間人の処遇を巡り、
殺傷することをいとわないバーンズと、
それに反対するエリアスの対立は
決定的となる。
クリスたちの中隊長は、
味方に犠牲が出ることを覚悟の上で、
自分たちのいる陣地ごと空爆するように要請。
クリスたちは味方の空爆に
巻き込まれてしまう。
エリアスは、戦闘中に味方を
援護するためジャングルへ単身で突入。
後を追ってきたバーンズに撃たれ、
瀕死の重傷を負う。
エリアスが死んだとバーンズから
伝えられた小隊はヘリコプターで離脱する。
取り残されたエリアスは敵に追われたのち、
クリスたちが上空から見守る中で
敵弾を受けて倒れ、絶命する。
ジャングルの中で意識を回復したクリスは、
重傷を負ったバーンズを見つけ、
拾った敵の銃で射殺する。