アレサンドロです。
アニメソング界の帝王
水木一郎さんが亡くなり、
調べていると、
「超人バロム・1(ワン)」の
テーマソング「ぼくらのバロム・1」に
たどり着きました。
「バロム ワン」は、
子どもの頃放映されていた
子ども向け特撮番組でした。
名前は覚えていましたが、
どんなストーリー展開だったのか
全く覚えていません。
さて、テーマソング「ぼくらのバロム・1」は
作詞:八手三郎 /
作曲:菊池俊輔 /
歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会
のクレジットが出ています。
日本コロムビアの
「コロムビア・ゴールデン・ディスク賞 ゴールデン・ヒット賞」を
受賞しているようです。
こんな賞があるんですね。
注目したのは、
「作詞:八手三郎」
子ども番組を見ていると、
よく見かける名前です。
どんな人なのか調べてみると、
読み方は、
「やつで さぶろう」、
「はって さぶろう」のようです。
自分は、「はって さぶろう」だと思っていました。
そして重要なことは、
「八手三郎」なる人物は、
いないと言うことです。
えっ!?
八手三郎は、東映映像本部テレビプロデューサーの
共同ペンネームなのです。
子ども向け番組を作る製作陣が
一人一人名前を出すのではなく、
多くの製作者が携わりながらも、
名前はすべて「八手三郎」で
出しているようです。
元々は、「仮面ライダーシリーズ」などを
手がけた東映テレビ部プロデューサー
平山亨のペンネームでした。
他社の作品を手がける際に
「東映の社員が他社の作品で名前を出すのはまずい」
という大人の事情からのようです。。
1976年あたりから
東映テレビ部を指す名称となり、
「スーパー戦隊シリーズ」を
はじめとする東映制作の
特撮テレビドラマ作品の原作者、
主題歌などの作詞者として
名前がクレジットされています。
「なんでもやってみよう」
という意味から
「やって みろ」とも読める名前ですね。