アレサンドロです。
泉鏡花原作の「外科室」を
主演 吉永小百合で映画化されました。
脚本・監督は、五代目坂東玉三郎。
物語は、明治時代のとある外科室。
優れた意志の高峰は貴船伯爵夫人の
手術を担当する。
衆人が見守る中、夫人はなぜか手術のための
麻酔を頑なに拒む。
麻酔のせいでうわごとを言い、
自らの秘密が明るみに出るのを
避けたいというのだ。
麻酔なしで手術せよという夫人の
言葉を聞き入れ、高峰は執刀する。
目を背ける人もあったが、
画家であり高峰の親友でもある
「予」だけはその一部始終を
見ているのだった。
原作を書いた泉鏡花は、
その名前から誤解されがちですが、
本名を泉鏡太郎という男性作家です。
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「外科室」は、
「青空文庫」で読むことできますので、
興味がある方は、
下のリンクからどうぞ。