アレサンドロです。
「ドラゴン危機一発」は、
（英題: The Big Boss）
1971年制作、ブルース・リー主演の
カンフー・アクション香港映画です。
「ドラゴン危機一発」は、
ブルース・リーが残した4本の映画のうち、
彼が主演の第1作で彼を一躍スターに
押し上げた映画です。
香港映画の特徴の一つは
「カンフー」です。
1928年には、カンフー映画の原点となる
剣劇映画「紅蓮寺炎上」が製作されています。
1970年設立の「ゴールデン・ハーベスト」は、
ブース・リーで
「ドラゴン危機一発」
「ドラゴン怒りの鉄拳」を
ヒットさせました。
その後、ジャッキー・チェンの台頭があり
1978年製作の「ドランクモンキー 酔拳」では
コメディやスポ根の要素が含まれ、
新時代の香港映画を確立しています。
さて、「ドラゴン危機一発」に戻ります。
若干18歳のリーは、父は渡米を命じられ、
所持金100ドルで単身渡米し、
シアトルに移り住みます。
ワシントン大学哲学科に進学し、
「振藩國術館」を開いて中国武術の
指導を始めます。
独自の哲学であるジークンドーを
確立します。
道場の生徒だったイギリス人
リンダ・エメリーと結婚し、
大学を中退。道場経営に専念します。
1966年、正義のヒーロー
「グリーン・ホーネット」の
助手兼運転手として、日系アメリカ人を演じ、
派手なアクションで人気を博したといいます。
その後、アメリカの連続テレビドラマ
「燃えよ!カンフー」を企画し、
自ら主演を願ったが、
東洋人であることから叶わなかったようです。
そして、1970年に香港の大手映画会社
ゴールデン・ハーベストと
（嘉禾娯楽事業有限公司）
1本1万香港ドルで2本の映画出演の契約し、
製作されて映画が「ドラゴン危機一発」。
物語は、タイを舞台に、
製氷工場で働く親戚を頼り、
香港からやって来た青年チェン。
（ブルース・リー）
しかし、その会社は製氷工場を隠れ蓑にして
麻薬を密売に手を染めていた。
ギャングの一味に従兄弟達を殺された
チェンの怒りが爆発。
「ケンカはしない」という母との誓いを破り、
極悪非道なギャングのボスやドラ息子に
たった1人で復讐の戦いを挑む。
1972年「ドラゴン危機一髪」
1972年「ドラゴン怒りの鉄拳」
1972年「ドラゴンへの道」
1973年「燃えよドラゴン」は、
世界中にカンフーブームを
巻き起こしました。
73年7月、リーは32歳の若さで急死。
死因は、．．．．
未完の遺作となった監督・主演作
「死亡遊戯」は
ロバート・クローズ監督らによって
追加撮影され、1978年に公開されました。
