アレサンドロです。
1958年作「蝿男の恐怖」をリメイクした
1986年のアメリカ映画
「ザ・フライ」を紹介します。
(The Fly)
主人公は、天才科学者セス・ブランドル。
「隣り合う2つのポッドの片方に収めた
物体を分解し、もう片方へ送った後、
元の状態に再構築する」という
物質転送機「テレポッド」を
開発中している。
無機物の転送実験には成功していたが、
有機物では失敗が続いた。
記者のヴェロニカの助言を得て、
それをヒントに改良を重ね、
セスは遂に生物の転送に成功する。
しかし、ヴェロニカと上司ステイシスの
関係に嫉妬し泥酔したセスは、
自らの身体を実験台とした転送を行う。
転送は成功のように思えた。
セスの体は、転送前より強靭となった
しかし、その後セスの身体に
数々の異変が発生しだす。
解析の結果、実験時に彼の入った転送ポッドに
1匹のハエがまぎれ込んで、
再構築にあたって、
遺伝子レベルでセスとハエが
融合したことが判明した・・・。
続編「ザ・フライ2 二世誕生」は、1989年公開
(The Fly II)
前作でハエと融合してしまったセスの遺児が、
父親と同じ運命に翻弄される姿を
描いています。
バートック産業の研究所内で、
研究員たちに見守られながら
ヴェロニカが一匹の蛹のような赤ん坊を産む…
蛹の皮を破ると中から
人間の男の赤ちゃんが姿を現す。
ヴェロニカは出産直後に死亡してしまう。
赤ん坊はセスとヴェロニカの子供で、
マーティンと名付けられ、
異常なスピードで成長していく。
マーティンは、厳重な監視下に置かれ、
ある日、隔離された部屋から抜け出し、
研究所内を歩き回っていると、
多種多様な生物が飼育されていた。
それから5歳になり、
見た目は立派な成人男性に
成長したマーティンは、
社長から家を与えられ、
バートック産業の社員として、
“物質転送装置”の研究・開発に
携わることにる。
そう、父セス・ブランドルが遺した
“物質転送装置”。
バートック社長や研究員たちに
不信感を募らせていくマーティンは、
転送装置を使って生物の転送を成功させる。
そして、ベスとの恋も成就させる。
しかし、・・・。