アレサンドロです。
本能寺の変の後、
織田信長の後継者を決めた会合が
「清洲会議」です。
この映画は、
山崎の合戦で明智光秀を退けた
三法師を担いで、後継者に就く政争を
三谷幸喜が面白おかしく描いた作品です。
主人公は、この政争に敗れた
織田信長の家臣だった秀吉は、
名字を持たない無姓の下層民出身で、
名字は「木下」を用いていました。
信長が美濃の土豪坪内利定に与えた
永禄8年(1565年)11月の知行安堵状の
添状に「木下藤吉郎秀吉」と
署名しています。
名字の変更について、
秀吉の家臣 竹中重門の「豊鑑」では、
「其頃信長の心に叶ひののじる
柴田修理亮勝家、丹羽越前守長秀とかや
いひしかば、其人の名字を、
一字づゝ賜らんとて、丹羽の羽に、
柴田の柴をそへ、
羽柴筑前守と改給しとなり。」
とあり、歴史家の小和田哲男も
「羽柴の名の由来であるが、
丹羽長秀の”羽”を一字ずつもらいうけ、
羽柴としたことは言うまでもない」と
しています。
軍事的才能に優れた豊臣秀吉の側近 黒田 官兵衛 演:寺田進
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