アレサンドロです。
全てが公開されているわけではないので、
間隔をあけて少しずつ見ています。
「無敵超人ザンボット3」は、
1977年から放送された
日本のロボットアニメです。
敵方ガイゾックのメカ「メガ・ブースト」が
登場する時には、
その名前がテロップで紹介されるなど、
スーパーロボットアニメ風の演出です。
しかし、戦乱の中での生活、
戦闘シーンでのリアルな心理描写、
惨殺される人間、
レギュラー出演のサブキャラクターが
犠牲となる「人間爆弾」、
主人公たちが一般人から迫害される等、
子供向けロボットアニメとは異なる
ハードな内容です。
ストーリー設定は、
主人公たちは純粋な地球人ではなく、
ガイゾックの追撃から逃れ、
放浪の末に地球にたどり着き、
日本に住みついた異星人、
ビアル星人の末裔というものです。
地球人との区別は全くできませんが。
最終話では、ガイゾックは
ガイゾック星人により作られた
コンピューターで、平和のために
悪意に満ちた生物を滅ぼすことを目的とし、
同じく危険な地球人を滅ぼすために
飛来した事説明されます。
子供向けロボットアニメの
単純な「勧善懲悪」に対して“
・正義とは何か？
・誰がそれを決めるのか？
と疑問を投げかける内容となっていて、
のちの「機動戦士ガンダム」に
通じる考え方をしています。
日本サンライズの前身の創映社は
東北新社の子会社で、
「ゼロテスター」や
「勇者ライディーン」などを
成功させています。
1978年から放送された
「無敵鋼人ダイターン3」も
ザンボット3に似たロボットです。
