アレサンドロです。
「地球が静止する日」は、
（The Day the Earth Stood Still）
1951年公開の「地球の静止する日」の
リメイクで、2008年公開のSF映画です。
巨匠ロバート・ワイズ監督の名作
「地球の静止する日」の
ストーリーを一新し、
最先端のVFXを用いた対策です。
主演はキアヌ・リーブス、
共演にジェニファー・コネリー、
監督はのスコット・デリクソン。
物語は、
ある夜、大学で教鞭をとる
地球外生物学者ベンソン博士の自宅に、
アメリカ政府のエージェントが現れ、
強制的にある非常事態への協力を求められる。
政府は、軍を総動員出動させ
警戒態勢を敷たので、
町は異様なまでに静まり返っている。
光を放つ巨大な球体が
セントラルパークに舞い降り、
アメリカの軍事衛星が
何者かに制御を奪われ、
衛星を経由して国家機密が
筒抜けになってしまう。
球体を警察と軍隊が包囲し、
ベンソン博士らが近づくと、
球体の中から一体の
ヒューマノイド形生命体と、
大きなロボット ゴートが姿を現す。
生命体を守ろうとしたゴートは
周囲の電力を絶ち、
人間を昏倒させる音波を放つ。
銃創が癒えてきた生命体は
クラトゥと名乗り、
人類と接触するために
人間の姿を取ったと語る。
クラトゥは複数の地球外文明を
代表して来たと主張し、
国際連合本部で各国の指導者たちに
会うことを要求する。
その後、クラトゥは超人的な能力を
発揮して施設から脱走する。
アメリカ軍はゴートに攻撃を
仕掛けるが通用しない。
クラトゥはMr.ウーを名乗る同胞と
会って意見を求める。
人類を観察してきたMr.ウーは、
人類は破壊的である一方で
愛すべき面をも備えテいると語る。
そのうえで「処置」を発動させる
決断を下したクラトゥは、
人間たちを助けに来たのではなく、
地球を人間たちから助けに来たのだと
ベンソン博士に告げる。
衝撃を受けたベンソン博士は、
クラトゥへの必死の説得もむなしく、
ゴートが大量の虫形ナノマシンに姿を変え、
地球上のあらゆる人工物そして人間を分解し、
取り込んでゆく。
人類の命運がもはや風前の灯火となった今、
すべてはクラトゥの心に触れることができる
ベンソン博士らに託される。
